2014年10月21日火曜日

ネウムとアドリア海の海岸線 Neum and other port cities, Adriatic Sea

アドリア海を囲んでいるのは西側から時計回りにイタリア、スロヴェニア、クロアチア、ボスニアヘルツェゴビナ、モンテネグロ、アルバニアの6か国だ。アルバニアの先はギリシャで、海の向こうはイタリア半島の長靴のかかとの部分になる。この辺からイオニア海が始まる。19世紀頃の諸国の力関係を反映して各国の海岸線の長さが極端に違うのが面白い。アドリア海の西側の海岸線はすべてイタリアで、ダルマチア地方と呼ばれる東側の大部分を占めるのがクロアチアだ。

クロアチアの海岸線がほぼ終わりかけてモンテネグロが近くなる辺りにボスニアヘルツェゴビナの海岸が24kmほど存在している。その港街がネウムだ。その先は再びクロアチアでアドリア海の真珠と呼ばれるドゥブロヴニクの港がある。その先にあるモンテネグロ(黒い山)はその国名の通り、海からすぐに険しい山々が始まっている。この辺りの海岸線の景観はどこも素晴らしい。バルカン地域を担当するグループに転勤になって最初に訪れた街がネウムなので懐かしい。










1 件のコメント:

  1. アドリア海に面したこんなに美しい街並み、住んでみたくなります♪♪♪

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